川崎市宮前区に住んで、かれこれ9年経つのですが、やっと【とんかつ「しお田」】に行ってきました。
【とんかつ「しお田」】は、「ミシュランガイド横浜・川崎・湘南2015特別版」で「ビブグルマン※」の店舗として掲載されていたようです。
※ ビブグルマンとは星はつかないけれども、コストパフォーマンスが高く上質な料理を提供するおす すめの飲食店・レストランにつけられるシンボルマークです。
引用元:「ミシュランガイド横浜・川崎・湘南 2015 特別版」|PRESS INFORMATION ⓒMICHELIN 2015 年 5 月 19 日
また、2021年7月9日 OA の「孤独のグルメ Season9」の第1話にも登場したことで、店舗前には順番待ちの行列がよくできていました。
1回は行ってみたいと思っていたのですが、第1子くんの小学校の面談があり、夫婦で休みを取って時間ができたので行くことができました。
とんかつ「しお田」 店舗の場所
【とんかつ「しお田」】は、宮前平駅からは徒歩約8分、宮崎台駅からは徒歩約10分の場所にあり、どちらの駅から行っても坂を登る必要があります。
- 住所:神奈川県川崎市宮前区宮前平3-10-17
- 電話番号:050-5493-1839
- 営業時間:月・金~日
昼の部 11:00~15:00(L.O.14:00)
夜の部 17:00~21:00(L.O.20:00)
※売切れ次第、営業終了 - 定休日:火曜日・水曜日・木曜日
- 座席数:カウンターのみ 12席
- 駐車場:無し
店舗の外観はこんな感じです。
とんかつ「しお田」 入店方法
入店は、紙に1人ずつ名前を記入する形で、各時間ごとに記入します。
1人1マスで記名をしないと、入店できないので注意が必要です!
昼の部は10時から名前の記入ができるようになっていて、夜の部は16時から記入できます。
記名のマスが埋まると、その時間の受付が終了になってしまうのですが、呼ばれた時にその場にいないとキャンセルになってしまいます。
昼の部は、11時台・12時台・13時台の3部構成になっていて、夜の部は17時台の1部構成ですが、その後は先着順で入店できて、ラストオーダー19:30で、閉店が20時です。
とんかつ「しお田」 メニュー
店内に入ると右側の壁にメニューが並べられていました。
「ひれかつ御膳」と「ロースかつ御膳」は、【たっぷり・ふつう・ちょっと少なめ】ととんかつの量が選べて、それぞれ【ご飯、味噌汁、小鉢、お新香 付】になっています。
- たっぷりひれかつ御膳(ご飯、味噌汁、小鉢、お新香 付)2,600円
- ふつうひれかつ御膳(ご飯、味噌汁、小鉢、お新香 付)1,900円
- ちょっと少なめひれかつ御膳(ご飯、味噌汁、小鉢、お新香 付)1,700円
- たっぷりロースかつ御膳(ご飯、味噌汁、小鉢、お新香 付)2,600円
- ふつうロースかつ御膳(ご飯、味噌汁、小鉢、お新香 付)1,800円
- ちょっと少なめロースかつ御膳(ご飯、味噌汁、小鉢、お新香 付)1,700円
ひれとロース以外にも海老フライが入っているものもありました。
- しお田おりじなる チーズとんかつ御膳(ご飯、味噌汁、小鉢、お新香 付)1,800円
- 海老フライ御膳(ご飯、味噌汁、小鉢、お新香 付)1,800円
- 海老ひれ御膳(ご飯、味噌汁、小鉢、お新香 付)2,000円
- 海老ロース御膳(ご飯、味噌汁、小鉢、お新香 付)2,000円
- 海老ひれロース御膳(ご飯、味噌汁、小鉢、お新香 付)3,500円
- かつカレー(サラダ 付)1,300円
- 盛合せ(ひれかつ・チーズトンカツ・クリームコロッケ)御膳(ご飯、味噌汁、小鉢、新香 付)2,300円
- 明太子まるごと1本と磯の香り…明太子と海苔のとんかつ(ご飯、味噌汁、小鉢、新香 付)1,800円
事前に色々口コミを見ていたら、店主はイタリア料理を修行していた経験もあるそうで、メニューの中にはワインやおつまみにカポナータ(イタリアの野菜煮込み)、肉松前(生ハム入りの松前漬け)などもありました。
また上の写真の戸棚のところに「お昼のサービス品とんかつ定食(ご飯、味噌汁、小鉢、新香 付)1,200円」というのがあったので、どんな肉の種類か聞いてみたら、ロースなのですがロースかつ御膳とは違う肉だそうです。
ロースかつ御膳は、ブランド肉を使っているそうです。
最後に数量限定の「希少32℃豚ロースかつ(ご飯、味噌汁、小鉢、お新香 付)2,800円」というのもあったのですが、事前に調べた情報だと昼夜各二食限定になっていて、揚げるのに40分程度かかるそうなので、今回はやめておきました。
ちなみに僕らの後に来たお客さんが、「たっぷりロースかつ御膳」に単品で「たっぷりひれかつ」をトッピングしたいという猛者でした。
ですが、「たっぷりロースかつ」も揚げるのに40分程度かかるそうなので諦めて、両方ふつうにしていました。ただトッピング無しでも結構量が多いのに、すごい大食いの人を見かけました(笑)
そして「しお田」のご飯は、魚沼産のコシヒカリを使っていて、おかわりは300円、半ライスは150円で、とん汁は300円でした。
今回着席したのが、カウンターの一番左の席で、壁際に手持ちメニューもあったので参考までに載せておきます。
今回「しお田」で食べたとんかつ
初回だったので、色々なものを試したいなと思って、「盛合せ御膳」と「ふつうロースかつ御膳」にしてみました。
盛合せ御膳
盛合せ御膳には、ひれかつ・チーズトンカツ・クリームコロッケが組み合わせてあるので、気になるメニュー3つを食べることができちゃってお得です。
左から順番にチーズトンカツ・ひれかつ・クリームコロッケです。
たまたま座った席からは、厨房の中が見えていたので確認できたのですが、ヒレカツは、あらかじめ一口大にカットした肉を一晩マリネしてから、鉄串に刺して焼き鳥のような状態で、そのままパン粉をまぶして丸く成形して揚げているそうです。
揚げた後は、鉄串を抜いて火の通り具合を確認していました。
ヒレカツは、一口大の肉になっているので、そのままかぶりついてもすぐにほぐれるので食べやすいです。
チーズトンカツはチーズがとっても分厚いのですが、よく見ると肉との間にマスタードが塗られているようでした。
クリームコロッケは魚介がたっぷりで、ちらっと見えているタコや魚介がゴロゴロ入っています。
カニクリームコロッケ風なものを想像していたのですが、それよりも全然魚介風味で美味しいです。
盛合せの小鉢は、コーンとブロッコリーのマヨあえみたいな感じでした。
ロースかつ御膳
盛合せには入っていない「ロースかつ御膳」です。
ロースかつの中心は、うっすらピンクになっていて、厚さが2cm程度ありました。
厚みがあるのですが、噛んでみるとすごく柔らかくて、肉の繊維が解けていくような食感です。
切ってあるロースの右端の方には、脂身の部分が半分ぐらいあるのですが、口に含むととろけていくような脂身でした。
「ロースかつ御膳」の小鉢は、たけのこの漬物のようでした。
ソースやカラシなど
とんかつに重要な「ソースとカラシ」は、御膳が出来上がると、カウンターの向こう側から出していただけます。
カウンターの上には、醤油・塩・七味・爪楊枝が準備されています。
また御膳についてくる「胡麻」の使い方も説明してくれていました。
とんかつしお田「おすすめの胡麻の使い方」
- 胡麻を摺る
- 特製ソースをとんかつにかける
- その上に摺った胡麻をかける(ササラ ※ を使ってください)
- あつあつのとんかつを食べる
とんかつしお田 店主敬白
※ ちなみにササラというのは、すり鉢に入っている竹の板のことでした。
幅の広い方に細かな切り目が入っているので、すり鉢の溝に入った胡麻もきれいに取り出すことができます。
とんかつ「しお田」(川崎市宮前区)に、やっと行ってみ! のまとめ
やっと巷で有名な【とんかつ「しお田」】に行ってきました。
受付は10時に記入しに行って、12時台の6,7番目でした。
改めて12時前に店舗前に戻り、12:10には入店することができて、店内の椅子でさらに10分程度待って、着席・注文して待つこと30分、、、12:50に食べ始めることができました!
2人で行って「盛合せ御膳」と「ふつうロースかつ御膳」を注文したので、メインになりそうなものはほとんど食べることができました。
肉はとても柔らかくて、口の中で肉の繊維が解けていくようなとんかつで、クリームコロッケは今までに食べたことがないような「魚介ゴロゴロのコロッケ」で、びっくり美味しかったです。
キャベツも盛り盛りだし、小鉢と豚汁もついているのでかなりお腹が一杯になり、帰り道に、駅まで歩くのがちょっと苦しかった。
ただ、ずっと行く機会がなく、期待ばかり募ってしまったせいなのか、期待の上にはいかなかったですね。。
やっぱり、以前通い続けた馬喰町「いもや」のひれかつが、僕はお好みみたいです!
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